タキスポ指導者セミナー 「心肺蘇生

  講師 松阪地区広域消防組合 多気分署

参加者17名


 《基本的な考え方》

〇胸骨圧迫のみの場合を含め心肺蘇生はエアロゾル(ウイルスなどを含む微粒子が浮遊した空気)を発生させる可能性があるため、新型コロナウイルス感染症が流行している状況においては、すべての心停止傷病者に感染の疑いがあるものとして対応します。
〇成人の心停止に対しては、人工呼吸を行わずに胸骨圧迫とAEDによる電気ショックを実施します。
〇乳児・小児の心停止に対しては、講習を受けて人工呼吸の技術を身につけており、人工呼吸を行う意思がある場合には、人工呼吸も実施します。

乳児・小児の心停止は、窒息や溺水など呼吸障害を原因とすることが多く、人工呼吸の必要性が比較的高いためです。
救命処置の中で「子ども」として扱うのは、16歳未満です。そのうち「1歳以上〜16歳未満を小児」、「1歳未満を乳児」として扱います。


 

 

 

 



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